青山吉風の裏の森に、ギンリョウソウという奇妙な花がたくさん咲いています。まるでキノコみたい、と思ったら、別名ユウレイタケというそうです。でもれっきとした植物。
以下、Wikipediaからの引用です。
ギンリョウソウとは、「森林の林床に生え、周囲の樹木と外菌根を形成して共生するベニタケ属の菌類とモノトロポイド菌根を形成し、そこから栄養を得て生活する。つまり、直接的はベニタケ属菌類に寄生し、究極的にはベニタケ属菌類と共生する樹木が光合成により作り出している有機物を、菌経由で得て生活している。古くは周囲の腐葉土から栄養を得ていると思われていて、そのように書いてある著作も多いが、腐葉土から有機物を得る能力はない。地下に短い地下茎と太く絡まりあった根から成る塊があり、花が咲く以外にはその姿は地上では見られない。4〜8月ごろに地下から花茎を伸ばし、最大約15cmほどまで伸びる。花茎は多数が集まって出て、色素はなく全体が透けた白色。茎には鱗片状の葉を多数つけるが、これも透明感のある白である。枝分かれせず、先端に一輪の花をつけ、マルハナバチなどが訪花して受粉に与る。」
たしかに倒れた木がほとんど土に帰ろうとしているあたりに生えています。不思議な植物がいるもんだ。
|